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歴史
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鎌倉小児保育園成立まで
   
明治43   (1910)   08月   鎌倉、腰越、片瀬在住の貴婦人等による本園後援会組織され、慈善音楽会が催される(県下最初の後援会)。
           
明治44   (1911)   11月07日   内務省地方局が開催した「第一回育児協議会」にて、社会事業家として公式の席上で初めて発言。
●本会議は、同省地方局長水野錬太郎が全国の孤児院長に招集を呼びかけ実現したもので、同月4日から途中に日曜を挟んで7日まで実質3日間の会議(司会 留岡幸助)であった。在阪の音次郎に代わり、くまが全日程出席したが、この日(7日)の午後1時半に新橋に到着した音次郎は直ちに内務省に赴き、辛くも本会議に間に合う。この際、音次郎の先達である岡山孤児院の石井十次が国立孤児院化・民間施設奉還を論じたのに対し、音次郎は社会から一人の孤児をも、また、一つの孤児院をも共に一日も早く姿を消すことを願うものとし、しかし、そのことは直ちに困難であろうから、孤児というものが社会から理解される土壌作りを訴え、そのためには小規模の保育院を各地に、また各家庭を孤児のために開放することが孤児への社会の関心普及のため最も肝要であるとする旨主張し、石井に真っ向から反駁した。このときの音次郎の熱弁に心打たれた静岡ホーム長松井豊吉は、本会終了の帰途、鎌倉小児保育園を訪ね、音次郎と暫し会談する。音次郎の徹底した一視同仁的人間観と保育園での血縁・地縁を超えた「家族」のあり様に驚愕する。
           
大正2   (1913)   02月18日   鎌倉郡補助金交付始まる。
           
        04月30日   鎌倉小児保育園「旅順支部」設立(旅順市外田家屯)。

設立直後の旅順支部
           
        08月11日   鎌倉小児保育園「京城支部」設立(京城府漢江通)。

設立直後の京城支部
           
        11月09日   旅順・京城支部設立を披露するとともに創立17年感謝記念会挙行(鎌倉)。
●あわせて、このときより、勤労家庭児童の昼間保育奉仕(無料)開始する。いわゆる託児所の開設であり、後に保育所、現在一般に保育園と称する事業のはじめかと考えられる。これは後に台北支部に幼稚園(愛育幼稚園)が併設されるまで続く。
           
        12月08日   神奈川県助成金始まる。
           
大正4   (1915)   01月20日   鎌倉小児保育園「台北支部」設立(台北八甲庄)。

設立直後の台北支部
           
大正5   (1916)   05月30日   本園において鎌倉移転満10年感謝会開催。
           
大正7   (1918)   04月04日   財団法人設立準備評議員会結成。
●鎌倉居住の永年後援者10名をもって組織。
           
大正8   (1919)   10月16日   法人設立準備第6回評議員会を開き、前回より評議中の寄附行為修正審議を諮る。
●「本財團ノ理事及理事補ハ一切私有財産ヲ有セズ又所有シタル場合ハ其全部ヲ本財團ニ捧ゲテ奉仕スルモノトス」という設立寄附行為第二条後段部分について、非現実的理想案として反対多く、音次郎はこれだけは譲れないとし、断食をしてまでこの修正を許容しなかった。
           
大正9   (1920)   01月29日   財団法人設立認可。財団法人「鎌倉保育園」と改称。
音次郎(57歳)、初代理事に就任。寄附総額112,010円
●わが国の現存社会福祉施設の法人施設としては最も古いものの一つである。当該寄附行為には、先に記した役員の私有財産所持禁止規定に加え、財団の目的を「汎ク不遇ノ小児ヲ保育教養シテ各其所ヲ得シムルヲ以テ目的トス 但シ必要ノ場合ニ限リ、園児ニ関係アル婦人及老人ヲ収容スルコトアルベシ」とする旨の規定(第3条)がある。これをもっては、婦人や老人まで収容することになり、間口の広げすぎであるとの異論が強かったが、音次郎は神の聖業意識を土台として、やむにやまれぬ無差別平等の愛の理念からこれまで保育園事業を行ってきたのであるから、収容者を児童のみに限定することはできないとし、断乎、この削除にも応じなかった。

財団法人設立許可書
           
        02月18日   第1回評議員会開催。
           
        02月20日   法人登記完了。
           
        02月21日   宮内省より第1回紀元節下賜金をいただく。この時から毎年下賜。
           
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