INTERVIEWS

職員インタビュー一覧

関 美希(2004年入社)

1課(施設入所)係長、支援員

さがみ野ホーム

大変なコロナ禍も、利用者さまとの何気ない毎日が愛おしいです。

お仕事内容を教えてください

利用者さまの生活支援に加え、支援員(職員)の相談・指導を担当しています。私は利用者さまの主担当としての業務はありませんが、担当を持つ職員を通じて利用者さま全員の支援方法を一緒に考えていきます。支援員から相談を受けることもありますし、逆に私から声をかけることもあります。

お仕事の中で特に心がけている事は何ですか?

まずは利用者さまと目線を合わせてお話しすることです。利用者さまとの会話や日々の関わりの中で、利用者さまが感じたり思ったりしていることを、伝えやすいように。そのためにはまず目線を合わせて、伝えやすい雰囲気を作るよう心がけています。また、お声がけのタイミングや声のトーン・大きさも重要です。利用者さまはときに興奮されていたり、嬉しかったり、悲しかったりします。その時々の感情に合わせて声のトーンや話す速度も合わせています。

加えて、職員間での情報共有は、意識的に行っています。私も含めてどの職員も24時間利用者さまと一緒にいられるわけではありません。私の場合は平日の日中勤務ですので、夜間や土日のことまでは直接把握できません。そのため、自分が不在のときの出来事は積極的に聞いておくようにしています。反対に、自分が把握している情報もなるべく共有できるように気をつけています。

印象に残っていること

さがみ野ホームではご高齢な利用者さまも多く、しばしば利用者さまがご病気で病院にうつられたりします。利用者さまとお別れすることはつらいことですが、一つ一つが印象深いです。あらためて、その方の人生の一部に携わらせて頂いている責任や重要さを感じます。そういった悲しい体験があるからこそ、日々利用者さまがお困りのことはその日のうちに対応したいと思えるようになりました。

また自分のことになってしまいますが、産休・出産・育休を経て職場に復帰させていただくことは非常に大きな出来事でした。妊娠が分かったときに、上司に相談したところ快く承諾して下さり、産休を取ることが出来ました。産休・育休が明けて職場復帰する際もとても不安だったのですが、課長をはじめ職員全員に助けてもらい、スムーズに職場復帰できました。復帰後、時短勤務・通常勤務と仕事の時間を増やしていきましたが、同じ経験をされた職員が声をかけてくれ、育児・仕事面でもたくさんのサポートをしてもらえたと感じています。

経験して楽しかった事は何ですか?

今はコロナ禍で大きな企画は出来ないですが、その分、何気ない日常が愛おしく感じています。日向ぼっこをしたり、青空を眺めたり、お茶を飲みながらお話をしたり。そういった日常のあらゆることが、愛おしく感じます。

職場の雰囲気について教えてください。

職員も、利用者さまも、全員優しいです。自分が出産・育休を経て復帰するときも、全員があたたかくサポートしてくれました。

職員だけでなく、さがみ野ホームの利用者さまは優しい方が多いと感じています。休み明けに出勤すると、本来なら自分から利用者さまにお声がけするべきなのですが、逆に利用者さまからお声をかけて頂きます。「お元気ですか?」「おやすみは何をされていましたか?」など。そういった優しさが、また仕事を頑張ろうと思えるモチベーションになっています。

入社希望される方へのメッセージをお願いいたします。

障がいをお持ちの方と接したことがない、介護が未経験だから・・・と不安が大きいと思いますが、利用者さまは個性豊かで優しい方が多く、毎日元気をもらいます。利用者さまの人生の一部に関わらせていただくお仕事、責任もありますが貴重な経験ができると思います。一緒に日々を過ごしてみませんか。

DAILY SCHEDULE

一日のスケジュール

あまり現場対応に入らないですが、職員配置数が足りないときに利用者様支援に入ります。その他、個別支援の相談や業務の相談、ケース記録の確認などを行っています。

  • 8:30

    出勤

  • 8:45

    申し送り・ミーティング

  • 9:15

    利用者様 朝の集い・体操・散歩

  • 10:00

    水分提供・排泄支援

  • 11:30

    昼食介助

  • 12:00

    休憩

  • 13:00

    パソコン業務・会議等

  • 15:00

    支援員と対応等の相談、PC業務

  • 16:30

    申し送り・ミーティング

  • 17:00

    ケース記録記入等残務整理

  • 18:00

    退勤